ドクターズボイス

肺動脈性肺高血圧症や慢性血栓塞栓性肺高血圧症などの患者さんへ、専門医からのメッセージを動画で紹介します。

国際医療福祉大学三田病院 心臓血管センター 准教授 田村 雄一 先生

肺高血圧症の病態と治療について

メッセージをテキストで紹介しています
  • Q.肺高血圧症という診断を先生から受けました。
    患者が少ないと聞きましたが、どのような病気ですか?
  • A.肺高血圧症という病気は聞き慣れない方が多いと思いますが、肺の血液の流れが悪くなって肺の血流のうっ滞が生じ酸素(の巡り)が悪くなったり心臓に負担がかかる病気の総称です。
    その中には息切れをきたしたり、急に失神を起こしたりする方もいらっしゃいます。
    様々な原因によって肺高血圧症は起こりますが、特に肺動脈性肺高血圧症という肺の血管がひとりでに狭くなる病気に関しては、現在様々な画期的な治療法が使われています。
    いずれのタイプの肺高血圧症にしても、何によって肺高血圧症が起きているのか、しっかりと専門医のもとで診断を受け、適切な治療を受ける事が非常に大切になってきます。 
  • Q.どのように治療されますか?
  • A.肺高血圧症は難病の一種であるため、専門的に診れる医者が少ないのが現状です。
    ですので、おそらく診断を受けた方の中には不安であったり、周りに情報が無い方もたくさんいらっしゃるかと思います。
    一方で、以前は全く治療法が無かった肺高血圧症ですが、現在ではしっかりと内服治療や、その他の治療を組み合わせていく事によって、非常に高い生存率、良好な予後をきたす事が知られています。
    ですので、まずは様々なインターネットや資料を介してこの病気について知っていただき、肺高血圧症に対して、たくさんの症例を経験しているドクターを探し、適切な治療を受けていく事が非常に大切になってきます。
  • 先生から患者さんへのメッセージ
  • 肺高血圧症という病気は、以前は全く治療法が無かったために、多くの方が早期に命を落としていらっしゃいました。
    しかし、現在ではたくさんの治療の選択肢がございます。
    肺動脈性肺高血圧症に対しては数種類の肺の血管拡張薬を使う事で、患者さんが呼吸が楽になったりですとか、長く元気で生きられるようになっています。
    慢性肺血栓塞栓症という肺高血圧症の一種に関しても、内服の治療、飲み薬の治療だけではなく、カテーテルや手術によって治療することもできるようになっています。
  • そのような効果の高い専門的な治療を受ける事で、呼吸が楽になったり、日常生活においてできる事が増えたりします。
    そういったことで、豊かな生活を送れるようになった患者さんを私はたくさん目にして参りました。
    皆様も是非このようなサイトでたくさんの情報を手になさって、専門医と巡り会い、効果の高い治療をしっかりと受けられる事をお勧めいたします。

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